ホットクックって料理が簡単に作れるっていうけどおいしいの?
安くない買い物だから使わないは絶対避けたい!
ホットクック導入したけどなんかあんまりおいしくないんだけどなんで?
とお悩みを抱えていませんか?
この記事ではホットクックの料理がまずいと言われるのはなんでかを掘り下げて考えてみたことをまとめた記事です。
ホットクックで美味しい料理が作れるようにもしくはホットクックを使うべきじゃない場合もあることを解説していきます。
気になった方は是非最後までよんでみてください。
ホットクックの料理がまずい原因
結論からいうとホットクックの料理がまずい原因は大きく2つあります。
- 公式のレシピがまずい(調味料や水分入れすぎ)
- ホットクックは炒め物は苦手
それから
- 予約調理がまずい
- 炊飯がまずい
- 魚料理がまずい
というのも番外編的に紹介します。
ホットクックとは?
ホットクック(正式名:シャープヘルシオホットクック)とはシャープが発売している電気調理鍋です。
料理の材料を切って入れ、ボタンを押すと自動で調理してくれます。
ホット クック→ほったらかし クッキング→ほったらかしで料理してくれる家電
「ほったらかし=勝手に料理ができている」というのは微妙なところで、書くほどもない当たりまえのことですが
- メニューを考える
- 材料を用意する
- 材料を切る
- 調味料を入れる
- お皿によそる
- 後かたずけ
などの手順はもちろん自分でやることです。
無水調理ができ無水で煮物ができます。(食材の水分だけで)
無水で作るので栄養価も高く旨味も強い料理になります。
他の調理家電にはなかなかない機能としてかき混ぜ棒(混ぜ技ユニット)が付いていることによって調理中のかき混ぜを自動でやってくれることが大きな特徴です。
自動で温度調整、かき混ぜをしてくれるのでホットクックの鍋に材料を入れてスイッチを押せば例えばカレーがあとはよそるだけの状態でできています。
その他蒸し物、予約調理や低温調理もできます。
その他のホットクックについての問題点についてはこちらの記事にまとめてあります。
【関連記事】「ホットクック使わなくなった」にならないようにするために買う前にチェックしておきたいこと!
ホットクックのメリット
- かき混ぜ機能がついている
- 最大15時間の予約可能
- 食洗機で洗える(内鍋以外)
- スマホ連動に接続してレシピ検索、予約時間変更ができる
- 料理中でもキッチンをきにしなくていい
ホットクックのデメリット
- 価格が高い
- 本体が大きい重い
- 時短にはならない
- 圧力鍋ではないので全体的な調理時間は長め
ホットクックが向いている人
- 時間をお金で買いたい人
- 煮込み料理が好きな人
- 蒸し物が好きな人
- 味のこだわりが強くない人
- なるべく自炊したい人
- 料理が嫌いな人、苦手なひと
- 料理初心者
- 離乳食を作る人
- キッチンのコンロ(IHコンロ)の掃除をしたくない人
- 料理の手間を減らしたい人
- 共働き・子育て世帯
- 忙しい人
ホットクックは炒め物はまずい
本題に戻りまして、ホットクックは炒め物が苦手です。
ホットクックで作った野菜炒めはべちゃっとしてしまいます。
なぜならば蓋を閉めて調理するので水分が逃げにくいからです。
焼きそばとか水を入れなくても野菜の水分でべちゃっとしてしまうし、チャーハンもぱらっとには程遠い仕上がりです。
ホットクックは炒め物が苦手で煮物系が得意です。
なので炒め物はべちゃっとしてしまうので、まずいと感じる人が多いです。
解決策としては
片栗粉でとろみをつける
水分が多く残っていることを逆手にとり例えば野菜炒めはあんかけににしてしまうのはいかがでしょう?
煮詰めてみる
2020年モデルからは煮詰める機能がついているので最後に蓋を開けて水分を飛ばしましょう。
短い時間で炒める
野菜炒めで野菜から水分がでてしまうのは時間も関係します。
手動モードで短い時間に設定し(1,2分)たりなかったら時間をたすというふうにすると水分が出すぎず野菜のしゃきしゃき感が残りやすいです。
炒め物はホットクックをつかわない
ホットクックの苦手分野はホットクックで作らないでフライパンなりオーブンで作る。
炒め物、揚げ物が多い場合はホットクックは買わない
火力が必要な炒め物やそもそもホットクックではできない揚げ物が多い場合はホットクックではない商品も検討すべきかもしれません。
例えばシェフドラムがおすすめです!
ホットクックの公式しシピがまずい・調味料入れすぎ
ホットクックの公式レシピがまずいといわれています。
ホットクックを購入すると箱の中に公式レシピ集が入っています。
レシピを検索しても公式レシピがあがってきますよね。
まずそれでつくってしまい、まずいと感じる方が多いのです。
まずい原因は
- 味が濃い
- 酒の使いすぎ
評論家の勝間和代さんが著書にこう書いています。
付属のレシピは全体的に味が濃いのと、無水料理と言いたいが故に、水の代わりに酒を使いすぎていて、酒臭くなるのです。そのため、私が普通に鍋やフライパンで作る料理よりまずくなって、ほんとうに驚きました。
なので、ホットクックをマスターしたい場合は、バーミキュラとかストウブのような無水鍋のレシピを参考にしたほうがいいと思います。 私は、ホットクックの本質が電気無水鍋だと言うことにやっと気づき直して、うまく作れるようになりました。
勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
公式レシピと勝間流調味料ルールで肉じゃがの材料を比べてみます。
材料 | 公式レシピ | 勝間さんレシピ |
じゃがいも | 3個(450g) | 3個(450g) |
にんじん | 2個(400g) | 2個(400g) |
玉ねぎ | 1/2 本(100g) | 1/2 本(100g) |
牛バラ薄切り | 200g | 200g |
調味料 | ||
醤油 | 72g | 40g |
酒 | 45g | 0g |
砂糖 | 27g | 0g |
みりん | 54g | 0g |
調味料の多さが全然違いますね。
公式レシピでまずかった、鍋の時と同じ水分量、調味料で作っていたという場合は勝間式調味料ルールやホットクック専用のレシピ本を参考にしてみるのはいかがでしょうか?
もちろん応用をきかせられる方はバーミキュラやストウブのレシピを参考にするのもありです。
勝間式調味料ルール
勝間式の調味料は塩、味噌、醤油の3種類のみです。
素材のうまみを引き出すための塩分として考えられています。
使い方はシンプルでホットクックの内鍋に入れる総量に対してそれぞれ下記の分量を量っていれます。
- 醤油 3.75%
- 味噌 5%
- 塩 0.6%
例えば塩は
食材の600gの場合
600g×0.006=3.6g
3.6gの塩を入れるということになります。
醤油なら
食材の600gの場合
600g×0.0375=22.5g
22.5gの醤油を入れる。
味噌なら
食材の600gの場合
600g×0.05=30g
30gの味噌を入れる。
という計算方法です。
ホットクック予約調理がまずい?
ホットクックの予約調理機能、朝セットして帰ってきたらすぐ食べられるなんて本当に便利ですよね。
予約調理最大15時間のですが、食材を冷蔵庫の外に出したままなので腐敗しなしように調理予約ボタンを押してすぐ動き出し、まず食材に火を通します。
その後適温をキープした状態でスタンバイして仕上げ時間に合わせて動きます。
その結果、加熱時間が長く野菜がクタクタになりやすく、まずいと感じるということです。
でも我が家はカレーの予約調理まずいと思いません。
感じ方は人それぞれなのかなと思います。
ホットクックのメリットVS味
ホットクックのメリット色々ありますが一番は料理の手間を省いてくれることです。
ホットクックが他の電気調理家電と違うところは混ぜ技ユニットが付いている点です。
この機能により混ぜながら調理してくれるので手間が省けます(鍋の前にいなくてよい)。
例えばクックフォーミー(電気調理鍋)とホットクックでカレーの作り方で比べるとこうなります。
クックフォーミー | ホットクック | |
1 | あったまるのを待つ | 鍋に材料を全て入れる |
2 | 鍋に肉、野菜を入れて炒める | スイッチを押す |
3 | 水を入れる | 出来上がり |
4 | スイッチを押す(煮込む) | |
5 | 出来上がったらカレールーを入れて混ぜる | |
6 | 少し煮込む | |
7 | 出来上がり |
というように混ぜ技ユニットのおかげで工程がかなり省略できます。
この手間の違い!!
ホットクックを使う理由を今一度考えてみましょう!
ホットクックで作るのをやめる
以上をふまえ美味しさを追求しホットクックを使いたい人はまずは勝間流を試し、ホットクックの苦手分野は別の調理器具を使うことをおすすめします。
まだホットクックを買うか悩み中の方で料理に手間をおしまない場合は購入しないというのも選択肢にいれて考えましょう。
ホットクックは大きくて場所もとるし安い買い物ではありません。
でも手間を省きたい!と強く思うなら一度レンタルで試してみるといいかもしれません。
ホットクックのレンタル業者はどこがいい?最安値保証のモノカリがおすすめ!
ストウブやバーミキュラライスポットとかは?
とにかく美味しい料理!という方はもうすでに持っているという声も聞こえてきそうですが、ストウブやバーミキュラを検討するのもいいのではないでしょうか?
バーミキュラのライスポットなどは冷えたお米もおいしいという優れものです。
ホットクックはまずい?解決法まとめ
- 片栗粉でとろみをつける
- あんかけににする
- 煮詰めてみる
- 公式レシピでつくらない
- レシピ本を参考にする
- 勝間式で作ってみる
- ホットクックの苦手分野は作らない
- ホットクックで作るのをやめる
最後までお読みいただきありがとうございます。